平成17年3月 広島大学 歯学部 卒
平成17年4月 小室歯科 天王寺ステーションビル診療所勤務(医長)
平成23年6月 小室歯科 天王寺ステーションビル診療所退職
平成23年8月 新井歯科クリニック開院
iCEED
日本咬合育成研究会
ENー縁ーの会
日本口腔インプラント学会
子供の歯並びが気になるけど、いつから始めたら良いかわからない、というお声をよく聞きます。子供の矯正はいつから始めると良いのでしょうか?そして子供の矯正開始時期によって費用がどう変わるでしょうか?今回はこの二つに焦点を絞って話していこうと思います。
積極的な小児矯正の開始時期は小学校低学年がベストだと考えています。低学年、つまり永久歯の前歯が生え変わるタイミングです。
この時期、当院では顎の成長を促す顎顔面の拡大を矯正治療に取り入れています。その理由は以下の4つです。
以前にも書きましたが、そもそも矯正治療は2パターンあります。抜歯をして歯を並べるか、顎の骨を広げて全部の歯を並べるかの2種類です。顎の骨を広げるには成長を利用しますので、その時期は限られます。人間の上顎の骨は10歳で95%が完了することから、10歳にはある程度の拡大をしておきたいことから小学校低学年が推奨されます。
抜歯をするしないに関わらず、ワイヤーやマウスピースを使用して歯を配列すると、当然後戻りのことを考えなくてはなりません。しかし、顎の骨を広げて自然な歯の生え変わりを誘導すれば無理に歯を動かしていないので後戻りの心配はありません。そして、装置は乳歯につけるので永久歯に無理な力がかからないようになっています。この時期を逃すと、永久歯に装置をつけなくてはならず装置の種類や期間が増える可能性があります。(この時期に始めても、症例によっては永久歯に装置をつける場合もあります)
小学校以前から矯正器具をつけることもありますが、やはり子供にとっては苦痛です。できるだけ装置の期間を少なくするためにこの時期を推奨しています。(交叉咬合など症例によっては早めの対策をとることもあります)
歯が綺麗に並びそうでも、歯のサイズが大きければ当然並びません。一番前の歯の永久歯の大きさがわかれば、だいたいのサイズが予想できるので前歯の生え変わりをみて矯正を始めるとイメージがつきやすくなります。
以上より、小児矯正の時期は小学校低学年、もしくは上下の前歯がある程度はえてからが理想だと考えています。もちろん装置をつかった積極的な矯正の前に、食事の食べ方や姿勢でも歯並びは変わるため、乳幼児の段階から矯正の準備をすることは大事だと考えています。
矯正治療は、基本的に自費になるので、歯科医院によって値段は変わります。いつから始めるのか、どんな歯列矯正をするのかによって値段も期間も変わってきます。
ここでは、当院の矯正治療費用を参考に説明します。
顎の骨を広げる治療を1期治療、その後の歯を綺麗に並べる方法を2期治療といいます。1期治療で肝心なことは、歯並びを完全に綺麗にする治療ではなく全ての歯を歯列内に収めるということです。多少のガタつきが気になれば2期治療にはいればよいですが、だいたいの方はこれで十分といっていただけるところが当院の特徴です。
子供の矯正治療費用相場としては1期治療で20~50万円、2期治療で40~80万円くらいでしょう。中学生以上で全て永久歯の場合、2期治療だけとなりだいたい100万円くらいかかると思われます。
当院では開始時期さえ適正であれば1期治療だけで終わることが多く、ほとんどの子供が1期治療で終了しています。(難症例であれば2期治療に行く可能性があります)
なにより、子供の時期に顎の骨を広げておけば、大人になってから歯並びを改善したいと思っても簡単な矯正治療で済みますので、この時期に顎を広げることは重要になります。
子供の矯正治療の開始時期は上下の前歯がある程度はえてから、つまり小学校低学年から始めるのが理想。その場合1期治療で済む可能性もあり、費用も抑えられます。もちろん適正年齢を過ぎたからといってできない訳ではありませんしので、お子様の矯正治療をお考えの方は是非一度ご相談ください。
子供の歯並びが気になるけど、いつから始めたら良いかわからない、というお声をよく聞きます。子供の矯正はいつから始めると良いのでしょうか?そして子供の矯正開始時期によって費用がどう変わるでしょうか?今回はこの二つに焦点を絞って話していこうと思います。
積極的な小児矯正の開始時期は小学校低学年がベストだと考えています。低学年、つまり永久歯の前歯が生え変わるタイミングです。
この時期、当院では顎の成長を促す顎顔面の拡大を矯正治療に取り入れています。その理由は以下の4つです。
以前にも書きましたが、そもそも矯正治療は2パターンあります。抜歯をして歯を並べるか、顎の骨を広げて全部の歯を並べるかの2種類です。顎の骨を広げるには成長を利用しますので、その時期は限られます。人間の上顎の骨は10歳で95%が完了することから、10歳にはある程度の拡大をしておきたいことから小学校低学年が推奨されます。
抜歯をするしないに関わらず、ワイヤーやマウスピースを使用して歯を配列すると、当然後戻りのことを考えなくてはなりません。しかし、顎の骨を広げて自然な歯の生え変わりを誘導すれば無理に歯を動かしていないので後戻りの心配はありません。そして、装置は乳歯につけるので永久歯に無理な力がかからないようになっています。この時期を逃すと、永久歯に装置をつけなくてはならず装置の種類や期間が増える可能性があります。(この時期に始めても、症例によっては永久歯に装置をつける場合もあります)
小学校以前から矯正器具をつけることもありますが、やはり子供にとっては苦痛です。できるだけ装置の期間を少なくするためにこの時期を推奨しています。(交叉咬合など症例によっては早めの対策をとることもあります)
歯が綺麗に並びそうでも、歯のサイズが大きければ当然並びません。一番前の歯の永久歯の大きさがわかれば、だいたいのサイズが予想できるので前歯の生え変わりをみて矯正を始めるとイメージがつきやすくなります。
以上より、小児矯正の時期は小学校低学年、もしくは上下の前歯がある程度はえてからが理想だと考えています。もちろん装置をつかった積極的な矯正の前に、食事の食べ方や姿勢でも歯並びは変わるため、乳幼児の段階から矯正の準備をすることは大事だと考えています。
矯正治療は、基本的に自費になるので、歯科医院によって値段は変わります。いつから始めるのか、どんな歯列矯正をするのかによって値段も期間も変わってきます。
ここでは、当院の矯正治療費用を参考に説明します。
顎の骨を広げる治療を1期治療、その後の歯を綺麗に並べる方法を2期治療といいます。1期治療で肝心なことは、歯並びを完全に綺麗にする治療ではなく全ての歯を歯列内に収めるということです。多少のガタつきが気になれば2期治療にはいればよいですが、だいたいの方はこれで十分といっていただけるところが当院の特徴です。
子供の矯正治療費用相場としては1期治療で20~50万円、2期治療で40~80万円くらいでしょう。中学生以上で全て永久歯の場合、2期治療だけとなりだいたい100万円くらいかかると思われます。
当院では開始時期さえ適正であれば1期治療だけで終わることが多く、ほとんどの子供が1期治療で終了しています。(難症例であれば2期治療に行く可能性があります)
なにより、子供の時期に顎の骨を広げておけば、大人になってから歯並びを改善したいと思っても簡単な矯正治療で済みますので、この時期に顎を広げることは重要になります。
子供の矯正治療の開始時期は上下の前歯がある程度はえてから、つまり小学校低学年から始めるのが理想。その場合1期治療で済む可能性もあり、費用も抑えられます。もちろん適正年齢を過ぎたからといってできない訳ではありませんしので、お子様の矯正治療をお考えの方は是非一度ご相談ください。