新井歯科クリニックBLOG
2020年11月20日
歯並び改善のためにどちらを選択?矯正歯科と審美歯科の違い

歯並びの改善や抜歯後の隙間を埋めるための治療として、

  • 矯正治療で歯を動かしてきれいに並べる
  • 審美治療で周囲の歯を削ってかぶせる

という2種類の方法があります。
そこで今回は、当院での実際の治療例をもとに、矯正歯科と審美歯科の違いや歯並び改善のための方法を解説していきます。

矯正治療とは

歯を動かして治療する方法です。1本だけではなく、前歯全体の配列を変えるため全体的なきれいさを獲得できます。
自分のきれいな歯を削りたくない、といった方におすすめです。
年齢は関係ありませんが、高齢になってから全体の矯正を2年以上かけて行う方はあまりいらっしゃいません。詳しくは過去のブログをご覧ください
大人になってからも間に合います!矯正歯科のメリットをご紹介

また、スペースがあまりすぎると歯と歯の間に隙間ができてしまうので選択できませんし、逆に間が窮屈すぎると歯と歯の間を少し削らないといけません。

審美治療とは

一般的に周囲の歯を削ってきれいな歯をかぶせることを指します。
歯を削るといわれるとなんだかもったいない気がしますが、メリットもたくさんあります。
例えば歯の形が左右非対称だと、気になる人はたくさんいらっしゃいます。いくら矯正できれいに並べても、歯の形態は変わることがありません。その場合、よりきれいさを求めれば審美治療を行うことが必然となります。また、すでに削ってかぶせている場合は新しい歯を削るわけではありませんので問題はないでしょう。

審美治療と矯正治療の実際の事例をご紹介

以上のような違いがありますが、どのように考えて選択すればよいでしょうか?
年齢、治療期間、歯の治療跡の有無、歯の形態にスポットをあてて考えてみましょう。

症例1:30代女性

前歯をきれいにしたい、という主訴の場合、ここは迷わず矯正治療となります。
治療跡がなく、年齢も若いことを考えてきれいな歯を削ることはよいとは思われません。

症例2:60代女性

ご自身の歯はきれいですが、隙間が大きすぎるので部分矯正では他の場所に隙間があいてしまいますし、全体矯正では上下の不調和があり、かなりの時間がかかってしまいます。かといって削ってきれいな歯をいれてもかなり横長な歯がはいります。よって今回は、部分矯正をして歯を良い位置にもってきて審美治療を行いました。
上顎は部分矯正後、歯をほとんど削らないラミネートベニアを4本採用しています。
下顎はあえて矯正治療は行わず前歯2本をオールセラミックスで、隣の2本はラミネートベニアを使用しており、いわゆる審美治療だけ行っています。
*ラミネートベニアに関してはこちら

まとめ

すべて矯正治療でうまくいけばよいのですが、期間や年齢を考えて審美治療を行うほうがメリットであることもあります。

関連記事
奥歯の銀歯が気になる方への奥歯のセラミック治療
マウスピース矯正ですきっ歯はどこまで矯正できる?

歯並びの改善や抜歯後の隙間を埋めるための治療として、

  • 矯正治療で歯を動かしてきれいに並べる
  • 審美治療で周囲の歯を削ってかぶせる

という2種類の方法があります。
そこで今回は、当院での実際の治療例をもとに、矯正歯科と審美歯科の違いや歯並び改善のための方法を解説していきます。

矯正治療とは

歯を動かして治療する方法です。1本だけではなく、前歯全体の配列を変えるため全体的なきれいさを獲得できます。
自分のきれいな歯を削りたくない、といった方におすすめです。
年齢は関係ありませんが、高齢になってから全体の矯正を2年以上かけて行う方はあまりいらっしゃいません。詳しくは過去のブログをご覧ください
大人になってからも間に合います!矯正歯科のメリットをご紹介

また、スペースがあまりすぎると歯と歯の間に隙間ができてしまうので選択できませんし、逆に間が窮屈すぎると歯と歯の間を少し削らないといけません。

審美治療とは

一般的に周囲の歯を削ってきれいな歯をかぶせることを指します。
歯を削るといわれるとなんだかもったいない気がしますが、メリットもたくさんあります。
例えば歯の形が左右非対称だと、気になる人はたくさんいらっしゃいます。いくら矯正できれいに並べても、歯の形態は変わることがありません。その場合、よりきれいさを求めれば審美治療を行うことが必然となります。また、すでに削ってかぶせている場合は新しい歯を削るわけではありませんので問題はないでしょう。

審美治療と矯正治療の実際の事例をご紹介

以上のような違いがありますが、どのように考えて選択すればよいでしょうか?
年齢、治療期間、歯の治療跡の有無、歯の形態にスポットをあてて考えてみましょう。

症例1:30代女性

前歯をきれいにしたい、という主訴の場合、ここは迷わず矯正治療となります。
治療跡がなく、年齢も若いことを考えてきれいな歯を削ることはよいとは思われません。

症例2:60代女性

ご自身の歯はきれいですが、隙間が大きすぎるので部分矯正では他の場所に隙間があいてしまいますし、全体矯正では上下の不調和があり、かなりの時間がかかってしまいます。かといって削ってきれいな歯をいれてもかなり横長な歯がはいります。よって今回は、部分矯正をして歯を良い位置にもってきて審美治療を行いました。
上顎は部分矯正後、歯をほとんど削らないラミネートベニアを4本採用しています。
下顎はあえて矯正治療は行わず前歯2本をオールセラミックスで、隣の2本はラミネートベニアを使用しており、いわゆる審美治療だけ行っています。
*ラミネートベニアに関してはこちら

まとめ

すべて矯正治療でうまくいけばよいのですが、期間や年齢を考えて審美治療を行うほうがメリットであることもあります。

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