守口市の歯医者なら新井歯科クリニック

今回は部分矯正でどこまでできるかを解説していきたいと思います。
矯正範囲を部分に限定することで、改善できることも限定される反面、良い点もたくさんあります。治療期間が半年と短くなるだけでなく、費用も約半額になるため症例によっては部分矯正が適することもよくあるのが現実です。そこで今回は部分矯正にスポットをあてて解説していこうと思います。

以下の記事では、部分矯正できる症例・できない症例について詳しく説明しております。

部分矯正で出っ歯は治る？できる症例・できない矯正、費用目安を解説

マウスピース部分矯正の症例①

主訴：正中離開を治したい

この程度の正中離開は４ヶ月もあれば治ります。ただし、後戻りしやすいので術後の状態を維持するために夜間のリーテーナーは長く装着する必要があります。

以下の記事では後戻り防止（保定）に使用する装置『リテーナー』について詳しく説明しております。

マウスピース矯正治療後の後戻り防止について

マウスピース部分矯正の症例②

主訴：前歯の歪みを治したい

笑顔の時の前歯の歪みを気にして来院されました。ゆがみを取ることはできますが、部分矯正なので上下の正中をきっちり合わせることはできません。しかし笑顔の写真はかなり良くなっています。

マウスピース部分矯正の症例③

主訴：出っ歯を治したい

軽度の出っ歯のため、部分矯正で充分です。矯正とは関係ありませんが、右下奥歯にはインプラントを埋入しています。

マウスピース部分矯正の症例④

主訴：上下の前歯のガタガタを治したい

部分矯正で治療可能な限界に近い症例です。これ以上のガタガタは全体の矯正も視野に入れる必要がありますが、満点を求めなければまだまだ部分矯正でも可能です。

まとめ

上記の４症例とも期間は半年で費用は４５万円と消費税です。歯の傾きやガタガタを治すことはできますが、上下の真ん中を合わせたり、前後的な噛み合わせを合わせることは苦手です。
できることは症例によって変わってきますので、矯正を考えている方は是非一度当院でご相談ください。

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