新井歯科クリニックBLOG
2022年01月06日
歯科医が教える歯磨き粉選びのポイントを紹介

歯磨き粉がなくなってきたのでそろそろ買い換えよう、と思って買い物にきたけど種類が多くて迷う、そんな体験一度はあると思います。大人の歯磨き粉だけでも何種類もあるのに、子供用からデンタルリンスまで種類の多さに参ってしまうのが普通ではないでしょうか?
今回はそんな疑問を解決するために歯磨き粉選びのポイントを3つご紹介します。おすすめ歯磨き粉の商品も合わせてご紹介します。

①フッ素濃度の高い歯磨き粉を選ぶこと

フッ素の虫歯予防効果は絶大なものがあり、利用しない手はありません。現在の日本の歯磨き粉のフッ素濃度の上限は950ppmFから1450ppmFに引き揚げられましたので、ぜひ1450ppmFのものをお買い求めください。
フッ素の詳しい話はまた次回にでもさせていただきます。
歯磨き粉に入っているフッ素の効果とブラッシングの方法について
 

②研磨剤の少ない物を選ぶこと

 研磨剤が入っている理由は、歯の着色をとることにあります。しかし、粗い研磨剤が入っているほど歯の表面を傷つけることになるだけでなく、表面の凸凹にステインが溜まり余計に着色が付きやすくなります。安い歯磨き粉でホワイトニングを謳っている商品のほとんどがこれに当たるかもしれません。
また、研磨剤が粗いほど歯根を削ってしまうために歯と歯茎の際(きわ)=歯頚部がどんどん減っていきます。これが知覚過敏の原因になるので、なおさら研磨剤が少ないものをお薦めします。

③発泡の少ない物

 歯磨き粉をつけて磨くと泡がたくさん出てさもよく磨けたような錯覚に陥ることがあります。しかし、泡をだす成分はラウリル硫酸ナトリウムという成分が原因であり、これはシャンプーにも入っていますが薬用成分はありません。つまり、磨いた気になるだけで特に意味はありません。しかも、すぐ口を濯ぎたくなりますので、歯磨きの時間が短くなってしまう傾向があります。つまり、発泡成分意味はないので低発泡のものを選びましょう。

おすすめの歯磨き粉の商品紹介

以上の条件を満たしているものとして、当院がお勧めする歯磨き粉の商品を紹介します。

・チェックアップ スタンダード(ライオン社製品)


高濃度のフッ素配合・低研磨・低発泡と三拍子揃った歯磨き粉。
高濃度のフッ素になったためパッケージが一新されました。

・ルシェロホワイト (GC社製品)


歯のホワイトニングに特化した歯磨き粉。
ただし、研磨剤で磨いて着色をとるのではなく、ポリエチレングリコールという成分がステインを浮かして除去するので歯の表面を傷付けません。
歯の着色が気になる人はぜひお買い求めください。
当院のホワイトニング治療について

・チェックアップ 子供


体の小さなお子様には子供用チェックアップがお薦め。
フッ素濃度は従来の950ppmFだが、低研磨・低発泡で安心
大人に使うにはフッ素濃度に多少の不安がありますが、甘い味が好みで、子供と兼用したい場合は大きく問題ありません。

この三つの商品は当院でもお買い求めできます。

まとめ

歯磨き粉選びに困ったら
高濃度フッ素配合・低研磨・低発泡
の三つの要素を考慮してお買い求めください。もちろん上記の歯磨き粉以外でも条件を満たしていればどれでも構いません。ご自身にあった歯磨き粉をぜひ追求してみてください。

歯磨き粉がなくなってきたのでそろそろ買い換えよう、と思って買い物にきたけど種類が多くて迷う、そんな体験一度はあると思います。大人の歯磨き粉だけでも何種類もあるのに、子供用からデンタルリンスまで種類の多さに参ってしまうのが普通ではないでしょうか?
今回はそんな疑問を解決するために歯磨き粉選びのポイントを3つご紹介します。おすすめ歯磨き粉の商品も合わせてご紹介します。

①フッ素濃度の高い歯磨き粉を選ぶこと

フッ素の虫歯予防効果は絶大なものがあり、利用しない手はありません。現在の日本の歯磨き粉のフッ素濃度の上限は950ppmFから1450ppmFに引き揚げられましたので、ぜひ1450ppmFのものをお買い求めください。
フッ素の詳しい話はまた次回にでもさせていただきます。
歯磨き粉に入っているフッ素の効果とブラッシングの方法について
 

②研磨剤の少ない物を選ぶこと

 研磨剤が入っている理由は、歯の着色をとることにあります。しかし、粗い研磨剤が入っているほど歯の表面を傷つけることになるだけでなく、表面の凸凹にステインが溜まり余計に着色が付きやすくなります。安い歯磨き粉でホワイトニングを謳っている商品のほとんどがこれに当たるかもしれません。
また、研磨剤が粗いほど歯根を削ってしまうために歯と歯茎の際(きわ)=歯頚部がどんどん減っていきます。これが知覚過敏の原因になるので、なおさら研磨剤が少ないものをお薦めします。

③発泡の少ない物

 歯磨き粉をつけて磨くと泡がたくさん出てさもよく磨けたような錯覚に陥ることがあります。しかし、泡をだす成分はラウリル硫酸ナトリウムという成分が原因であり、これはシャンプーにも入っていますが薬用成分はありません。つまり、磨いた気になるだけで特に意味はありません。しかも、すぐ口を濯ぎたくなりますので、歯磨きの時間が短くなってしまう傾向があります。つまり、発泡成分意味はないので低発泡のものを選びましょう。

おすすめの歯磨き粉の商品紹介

以上の条件を満たしているものとして、当院がお勧めする歯磨き粉の商品を紹介します。

・チェックアップ スタンダード(ライオン社製品)


高濃度のフッ素配合・低研磨・低発泡と三拍子揃った歯磨き粉。
高濃度のフッ素になったためパッケージが一新されました。

・ルシェロホワイト (GC社製品)


歯のホワイトニングに特化した歯磨き粉。
ただし、研磨剤で磨いて着色をとるのではなく、ポリエチレングリコールという成分がステインを浮かして除去するので歯の表面を傷付けません。
歯の着色が気になる人はぜひお買い求めください。
当院のホワイトニング治療について

・チェックアップ 子供


体の小さなお子様には子供用チェックアップがお薦め。
フッ素濃度は従来の950ppmFだが、低研磨・低発泡で安心
大人に使うにはフッ素濃度に多少の不安がありますが、甘い味が好みで、子供と兼用したい場合は大きく問題ありません。

この三つの商品は当院でもお買い求めできます。

まとめ

歯磨き粉選びに困ったら
高濃度フッ素配合・低研磨・低発泡
の三つの要素を考慮してお買い求めください。もちろん上記の歯磨き粉以外でも条件を満たしていればどれでも構いません。ご自身にあった歯磨き粉をぜひ追求してみてください。

TEL
ページトップへ
ページトップへ