新井歯科クリニックBLOG
2024年01月05日
こんなケースでもできるの?歯牙移植の難症例を徹底解説します〜上顎洞に近い場合〜

歯牙移植は特別な治療ではありません。しかし実際に歯牙移植を行う先生はまだまだ少ないですし、色々な症例を経験している先生は稀なのが現状です。そのため、他の歯科医院で歯牙移植ができない、と言われたケースでも当院であればできることよくあります。
今回から何回かに分けて歯牙移植の難症例ケースについて解説していこうと思います。1回目は上顎への歯牙移植で、上顎洞底との距離が近い症例に関して解説します。

歯牙移植で、上顎洞底との距離が近い症例①

歯牙移植の難症例

左上にブリッジが入っていましたが、歯牙が割れて抜歯が必要なケースです。通常であれば入れ歯かインプラントの提案になるのですが、今回は左下の奥歯が余っていたのでそれを上顎に移植することにしました。

上顎洞のイメージ

上顎には上顎洞という空洞があり、ここを突き抜けると歯牙が空洞内に迷入してしまいその後大変なことになります。ここで移植を諦めてしまうのではなく、インプラントの際に行う上顎洞亭挙上術を応用すれば移植可能になります。

以下の記事では上顎洞底挙上術につい詳しく説明しております。

上顎インプラント治療における上顎洞底挙上術について詳しく解説します

歯の移植

左下から抜いた歯をそのまま左上に移植します

歯牙移植手術前後のイメージ

1ヶ月で固定が外れ、3ヶ月経てばある程度噛めるようになります。
現在では7年半経過し、順調にかめています

7年半経過イメージ

まとめ

上顎洞底挙上術を応用すれば不可能と思われる症例も歯牙移植が可能になります。他院で断られた方もぜひ一度ご相談ください

新井歯科クリニックの歯牙移植はこちら

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歯牙移植にかかる費用について歯科医師が詳しく解説
歯牙移植(自分の歯の移植)について、そのメリット・デメリットについて解説します

歯牙移植は特別な治療ではありません。しかし実際に歯牙移植を行う先生はまだまだ少ないですし、色々な症例を経験している先生は稀なのが現状です。そのため、他の歯科医院で歯牙移植ができない、と言われたケースでも当院であればできることよくあります。
今回から何回かに分けて歯牙移植の難症例ケースについて解説していこうと思います。1回目は上顎への歯牙移植で、上顎洞底との距離が近い症例に関して解説します。

歯牙移植で、上顎洞底との距離が近い症例①

歯牙移植の難症例

左上にブリッジが入っていましたが、歯牙が割れて抜歯が必要なケースです。通常であれば入れ歯かインプラントの提案になるのですが、今回は左下の奥歯が余っていたのでそれを上顎に移植することにしました。

上顎洞のイメージ

上顎には上顎洞という空洞があり、ここを突き抜けると歯牙が空洞内に迷入してしまいその後大変なことになります。ここで移植を諦めてしまうのではなく、インプラントの際に行う上顎洞亭挙上術を応用すれば移植可能になります。

以下の記事では上顎洞底挙上術につい詳しく説明しております。

上顎インプラント治療における上顎洞底挙上術について詳しく解説します

歯の移植

左下から抜いた歯をそのまま左上に移植します

歯牙移植手術前後のイメージ

1ヶ月で固定が外れ、3ヶ月経てばある程度噛めるようになります。
現在では7年半経過し、順調にかめています

7年半経過イメージ

まとめ

上顎洞底挙上術を応用すれば不可能と思われる症例も歯牙移植が可能になります。他院で断られた方もぜひ一度ご相談ください

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