新井歯科クリニックBLOG
2022年03月03日
虫歯になりにくい人となりやすい人の違いとは?

今回は虫歯になりやすい人となりにくい人の違いについて説明していきます。

  • ・毎日歯磨きをしっかりしているのに虫歯になってしまう
  • ・全然歯磨きを丁寧にしないのに、虫歯にならない

このような人が身近にいるのではないでしょうか?ご家族やご友人など、実際に一人は身近にいるでしょう。この違いがどこから生まれてくるのか、歯磨き以外の問題点を考えてみましょう。

虫歯リスクを高める食生活

糖分を含むものを少しでも口にすることで、虫歯菌の餌が口腔内に入ることになります。すると、それを虫歯菌が取り込んで酸をだし、歯が溶けます。これが虫歯です。その後、唾液により酸が中和されますが、酸性のままだとどんどん虫歯が進行します。つまり、間食の回数が多いほど虫歯のリスクが増えることになります。
職業柄、常に味見をしないといけない厨房に立つ料理人さんやパティシエさんなどはとてもハイリスクです。このような場合は味見をした後口をゆすぐとすぐに中和されるので効果的です。
また、お茶の代わりにペトボトルのジュースや缶コーヒー(有糖)を飲むことも口腔内が常に酸性の状態になるので虫歯のリスクが増大します。そのような食生活は、虫歯になりやすくなりますので、改めましょう。
「虫歯になりにくい食事の摂り方」の詳しい記事はこちら

虫歯になりにくくする唾液の質・量

唾液の有無も虫歯とは大きく関わりがあります。唾液に含まれる抗菌作用は虫歯菌をやっつける働きがあります。また、カルシウムやリン酸といった無機物が多く含まれていれば歯を強くする(再石灰化といいます)ことが可能になります。このような抗菌作用や無機物の量は人によって大小があり、多いほど虫歯になりにくいと言えます。しかし、残念ながら唾液の質は生まれ持ったもののため、後で改善することはできません。
そこで唾液の量に着目します。たくさん噛めば噛むほど唾液の量は増えるので、食事の時はしっかり噛みましょう。そうするだけで唾液の量は増加し、虫歯になりにくい口腔内に近付けるでしょう。
また、虫歯菌にとって餌とならないキシリトール入りのガムを食べることも虫歯予防につながります。たくさん噛むことで唾液量が増えるとても簡単な方法です。

まとめ

虫歯になりにくい人の特徴は、無駄な間食をせず、よく噛んでいる人です。簡単にできることなので、ぜひ明日から実践してみてください。

関連記事
歯磨き粉に入っているフッ素の効果とブラッシングの方法について歯科医が解説
虫歯になりにくい食事の摂り方

著者情報
院長 新井貴三(あらい たかみ)
新井歯科クリニック院長:新井貴三
弊院では「痛くない歯医者」として、一般歯科に加え、小児歯科・矯正歯科・審美歯科・ホワイトニングなど幅広く対応しております。歯医者が苦手な方のために匂いにまで注目した環境づくりを行っております。歯に関してお困りの方は是非守口市の新井歯科までご相談ください。
【経歴】
平成17年3月 広島大学 歯学部 卒
平成17年4月 小室歯科 天王寺ステーションビル診療所勤務(医長)
平成23年6月 小室歯科 天王寺ステーションビル診療所退職
平成23年8月 新井歯科クリニック開院
【所属学会】
iCEED
日本咬合育成研究会
ENー縁ーの会
日本口腔インプラント学会

今回は虫歯になりやすい人となりにくい人の違いについて説明していきます。

  • ・毎日歯磨きをしっかりしているのに虫歯になってしまう
  • ・全然歯磨きを丁寧にしないのに、虫歯にならない

このような人が身近にいるのではないでしょうか?ご家族やご友人など、実際に一人は身近にいるでしょう。この違いがどこから生まれてくるのか、歯磨き以外の問題点を考えてみましょう。

虫歯リスクを高める食生活

糖分を含むものを少しでも口にすることで、虫歯菌の餌が口腔内に入ることになります。すると、それを虫歯菌が取り込んで酸をだし、歯が溶けます。これが虫歯です。その後、唾液により酸が中和されますが、酸性のままだとどんどん虫歯が進行します。つまり、間食の回数が多いほど虫歯のリスクが増えることになります。
職業柄、常に味見をしないといけない厨房に立つ料理人さんやパティシエさんなどはとてもハイリスクです。このような場合は味見をした後口をゆすぐとすぐに中和されるので効果的です。
また、お茶の代わりにペトボトルのジュースや缶コーヒー(有糖)を飲むことも口腔内が常に酸性の状態になるので虫歯のリスクが増大します。そのような食生活は、虫歯になりやすくなりますので、改めましょう。
「虫歯になりにくい食事の摂り方」の詳しい記事はこちら

虫歯になりにくくする唾液の質・量

唾液の有無も虫歯とは大きく関わりがあります。唾液に含まれる抗菌作用は虫歯菌をやっつける働きがあります。また、カルシウムやリン酸といった無機物が多く含まれていれば歯を強くする(再石灰化といいます)ことが可能になります。このような抗菌作用や無機物の量は人によって大小があり、多いほど虫歯になりにくいと言えます。しかし、残念ながら唾液の質は生まれ持ったもののため、後で改善することはできません。
そこで唾液の量に着目します。たくさん噛めば噛むほど唾液の量は増えるので、食事の時はしっかり噛みましょう。そうするだけで唾液の量は増加し、虫歯になりにくい口腔内に近付けるでしょう。
また、虫歯菌にとって餌とならないキシリトール入りのガムを食べることも虫歯予防につながります。たくさん噛むことで唾液量が増えるとても簡単な方法です。

まとめ

虫歯になりにくい人の特徴は、無駄な間食をせず、よく噛んでいる人です。簡単にできることなので、ぜひ明日から実践してみてください。

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著者情報
院長 新井貴三(あらい たかみ)
新井歯科クリニック院長:新井貴三
弊院では「痛くない歯医者」として、一般歯科に加え、小児歯科・矯正歯科・審美歯科・ホワイトニングなど幅広く対応しております。歯医者が苦手な方のために匂いにまで注目した環境づくりを行っております。歯に関してお困りの方は是非守口市の新井歯科までご相談ください。
【経歴】
平成17年3月 広島大学 歯学部 卒
平成17年4月 小室歯科 天王寺ステーションビル診療所勤務(医長)
平成23年6月 小室歯科 天王寺ステーションビル診療所退職
平成23年8月 新井歯科クリニック開院
【所属学会】
iCEED
日本咬合育成研究会
ENー縁ーの会
日本口腔インプラント学会
TEL
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