新井歯科クリニックBLOG
2021年07月17日
虫歯になりにくい食事の摂り方

前回虫歯予防には食事の方法も大事だと説明しましたが、もう少し詳しくお話ししようと思います。
前回のブログ『赤ちゃんも注意!乳幼児の虫歯の正しい予防法』についてはこちら

①虫歯菌はどのように増えるか

虫歯菌が増える要素として
・糖分 ・虫歯菌 ・歯の質 ・時間
という4つの要素があります。
糖分や虫歯菌が多ければ虫歯が増えるのは納得できると思います。
では、歯の質(歯質)とは何かといえば、虫歯菌に対する歯の防御力です。
時間とは、残りの3つの要素が悪い時間が長ければ長いほど虫歯のリスクが高いということになります。
この4つの要素が揃わないようにすれば、虫歯のリスクが低いことになります。

②4要素を減らす食事の摂り方とは

・糖分を減らす食事

料理に糖分は必須ですから、ここを減らすことは良いとは言えません。ではどこで減らすかと言えば、間食です。だらだらと間食を続けていると、常に糖分が供給されていることになります。間食の回数を減らすことも大事ですが、できない場合(職業上間食が必要な場合など)は間食後すぐ口をゆすいで口腔内に糖分が残らないようにしましょう。

・虫歯菌を減らす食事

虫歯菌の栄養にならない人工甘味料を代わりに使うことも一つです。キシリトール入りの食べ物は虫歯菌を増やしません。おやつはキシリトール入りのガムにすることで虫歯菌の増加を抑えることが可能です。

・歯質を弱らせない食事

口腔内の環境が酸性に傾くと、歯質がどんどん弱ることになります。酸性の食べ物とは、炭酸飲料や柑橘類、お酢などが挙げられます。水の代わりに無糖の炭酸水を飲んでいる、健康のために毎朝お酢を飲む、寝る前にヤクルトを飲んでそのまま就寝する、など一見健康に思えますが、歯にとっては全く良いことはありません。これらの習慣がある方は、せめて飲んだ後すぐ口をゆすいで酸性の環境の時間をできるだけ少なくしましょう。

・時間を意識した食事

上記3つのまとめにはなりますが、だらだら間食せずに酸性の食べ物をとったらすぐ口をゆすぐ習慣がつけば、虫歯菌の増えやすい時間を減らすことが可能です。ちなみにビールなどの炭酸のお酒も酸性に傾くので、飲んだ後は必ず歯磨きをして寝ましょう。

まとめ

虫歯菌の増える4つの要素を意識して食事をするだけでも虫歯を減らすことができます。ちなみに、フッ素入りの歯磨きをすることで物理的に虫歯菌を減らし、フッ素で歯質を強化し、口をゆすぐことで酸性の環境を中性にすることができるので、歯磨きが最も重要と言えることは間違いありません。
食事の後は歯磨きすることも習慣付けましょう!

新井歯科クリニックでは、お子様のブラッシング指導やフッ素塗布を行っております。お子様の虫歯が心配という方は、お気軽にご相談ください。
小児歯科についてはこちら

著者情報
院長 新井貴三(あらい たかみ)
新井歯科クリニック院長:新井貴三
弊院では「痛くない歯医者」として、一般歯科に加え、小児歯科・矯正歯科・審美歯科・ホワイトニングなど幅広く対応しております。歯医者が苦手な方のために匂いにまで注目した環境づくりを行っております。歯に関してお困りの方は是非守口市の新井歯科までご相談ください。
【経歴】
平成17年3月 広島大学 歯学部 卒
平成17年4月 小室歯科 天王寺ステーションビル診療所勤務(医長)
平成23年6月 小室歯科 天王寺ステーションビル診療所退職
平成23年8月 新井歯科クリニック開院
【所属学会】
iCEED
日本咬合育成研究会
ENー縁ーの会
日本口腔インプラント学会

前回虫歯予防には食事の方法も大事だと説明しましたが、もう少し詳しくお話ししようと思います。
前回のブログ『赤ちゃんも注意!乳幼児の虫歯の正しい予防法』についてはこちら

①虫歯菌はどのように増えるか

虫歯菌が増える要素として
・糖分 ・虫歯菌 ・歯の質 ・時間
という4つの要素があります。
糖分や虫歯菌が多ければ虫歯が増えるのは納得できると思います。
では、歯の質(歯質)とは何かといえば、虫歯菌に対する歯の防御力です。
時間とは、残りの3つの要素が悪い時間が長ければ長いほど虫歯のリスクが高いということになります。
この4つの要素が揃わないようにすれば、虫歯のリスクが低いことになります。

②4要素を減らす食事の摂り方とは

・糖分を減らす食事

料理に糖分は必須ですから、ここを減らすことは良いとは言えません。ではどこで減らすかと言えば、間食です。だらだらと間食を続けていると、常に糖分が供給されていることになります。間食の回数を減らすことも大事ですが、できない場合(職業上間食が必要な場合など)は間食後すぐ口をゆすいで口腔内に糖分が残らないようにしましょう。

・虫歯菌を減らす食事

虫歯菌の栄養にならない人工甘味料を代わりに使うことも一つです。キシリトール入りの食べ物は虫歯菌を増やしません。おやつはキシリトール入りのガムにすることで虫歯菌の増加を抑えることが可能です。

・歯質を弱らせない食事

口腔内の環境が酸性に傾くと、歯質がどんどん弱ることになります。酸性の食べ物とは、炭酸飲料や柑橘類、お酢などが挙げられます。水の代わりに無糖の炭酸水を飲んでいる、健康のために毎朝お酢を飲む、寝る前にヤクルトを飲んでそのまま就寝する、など一見健康に思えますが、歯にとっては全く良いことはありません。これらの習慣がある方は、せめて飲んだ後すぐ口をゆすいで酸性の環境の時間をできるだけ少なくしましょう。

・時間を意識した食事

上記3つのまとめにはなりますが、だらだら間食せずに酸性の食べ物をとったらすぐ口をゆすぐ習慣がつけば、虫歯菌の増えやすい時間を減らすことが可能です。ちなみにビールなどの炭酸のお酒も酸性に傾くので、飲んだ後は必ず歯磨きをして寝ましょう。

まとめ

虫歯菌の増える4つの要素を意識して食事をするだけでも虫歯を減らすことができます。ちなみに、フッ素入りの歯磨きをすることで物理的に虫歯菌を減らし、フッ素で歯質を強化し、口をゆすぐことで酸性の環境を中性にすることができるので、歯磨きが最も重要と言えることは間違いありません。
食事の後は歯磨きすることも習慣付けましょう!

新井歯科クリニックでは、お子様のブラッシング指導やフッ素塗布を行っております。お子様の虫歯が心配という方は、お気軽にご相談ください。
小児歯科についてはこちら

著者情報
院長 新井貴三(あらい たかみ)
新井歯科クリニック院長:新井貴三
弊院では「痛くない歯医者」として、一般歯科に加え、小児歯科・矯正歯科・審美歯科・ホワイトニングなど幅広く対応しております。歯医者が苦手な方のために匂いにまで注目した環境づくりを行っております。歯に関してお困りの方は是非守口市の新井歯科までご相談ください。
【経歴】
平成17年3月 広島大学 歯学部 卒
平成17年4月 小室歯科 天王寺ステーションビル診療所勤務(医長)
平成23年6月 小室歯科 天王寺ステーションビル診療所退職
平成23年8月 新井歯科クリニック開院
【所属学会】
iCEED
日本咬合育成研究会
ENー縁ーの会
日本口腔インプラント学会
TEL
ページトップへ
ページトップへ