新井歯科クリニックBLOG
2021年09月15日
歯の黄ばみを防ぐために知っておくべき方法

歯磨きをしっかりしていても歯の黄ばみが気になることはよくあります。
今回は歯の黄ばみが起こる原因と予防についてお話しします。

①歯の黄ばみの原因

歯の黄ばみが起こる原因は様々ですが、一般的に、歯の色は歯の表面を覆うエナメル質のすぐ内側にある象牙質の色に影響されます。歯の黄ばみを予防するために、まずは原因を見ていきましょう。

・清掃不良

基本的なことですが、歯磨きを怠ると磨き残し=歯垢(プラーク)が付着します。プラークの色は黄色いため、必然的に黄色く見えます。

・嗜好品

歯の色を変えてしまう嗜好品はたくさんあります。 紅茶やコーヒーなど色の強い飲み物は黒ずんだ着色がつきます。 喫煙をすると、タールという植物性樹脂が歯の表面に付着し、黒い着色が付きます。一般的にヤニ、と呼ばれているもので室内の壁にも付着します。粘着性があり、取れにくいのが特徴です。

・加齢

年齢と共に歯の色が濃くなるのは止めようがありません。人間が年齢と共にシワができるのと同じように考えていただければと思います。ですから、黄ばみが濃くなることを止めるのではなく、ホワイト ニングによって白くすることをお勧めします。

・薬剤

最近はありませんが、ある種の抗生物質によって歯の色がグレー系統の色になることがあります。これはホワイトニングである程度改善できますが、完全に歯の色を白くするのは難しいかもしれません。

②歯の黄ばみの予防方法

・歯磨きをしっかりする

これは基本ですが、体感的に中高生に歯磨きが疎かになっている人が多い傾向にあります。忙しい中高生には意外と難しいのかもしれませんが、歯がはえて間もない時期は虫歯に対して弱いためしっかりと歯磨きをする必要があります。

・歯科医院で定期検診に通う

ステインの除去は当院では保険診療の範囲内で行っています。定期検診に来ることで虫歯の早期発見、歯周病の予防だけでなくステインまで除去できますので大変有用です。年に3〜4回はしっかり定期検診を受け、歯のクリーニングをしてもらうと安心ですので是非お越しください。

定期検診についてはこちら

・嗜好品との付き合い方を学ぶ

着色性の強い食品を摂取した場合、できればすぐ口をゆすいだりお水を飲んでしまえば影響はあまりありません。そのような食品を食べてうっかり寝てしまうと特に着色として残りやすくなるので注意が必要です。

・歯磨き粉を工夫する

喫煙による着色は禁煙が最も簡単ですが、それができれば苦労はありません。 そんな時は歯磨き粉を選ぶことも重要です。例えば当院で販売している『ルシェロホワイト』はヤニなどのステインを浮かして取るため、非常に効果があります。もしステインでお悩みであれば一度お試し下さい。 なお、『ホワイトニング用』と謳っている歯磨き粉は注意しなければなりません。それは、研磨剤を多く含んだ歯磨き粉を使用すると一旦ステインは除去できますが歯の表面に細かい傷がつくためより一層ステインが付きやすくなってしまうのです。そのため、歯磨き粉は研磨剤の入っていないものをお勧めします。研磨剤の有無は、歯磨き粉を噛んでみたときにジャリジャリすれば研磨剤が配合されています。当院では『チェックアップ』という研磨剤のないものを販売していますのでご安心ください。 

・ホワイトニングを活用する

歯の表面のステインは予防できても、歯の内面の色は歯磨きではどうしようもありません。そんな時は歯のホワイトニングが効果的です。詳しくはブログのホワイトニングの記事をご参照ください。

オフィスホワイトニングについて解説。たった一度で驚きの白さ

まとめ

歯の黄ばみは色々な原因がありますが、しっかり対策を立てればそれなりに改善できます。 定期的な検診と歯磨き粉でステイン対策を行い、歯自体の色の改善にはホワイトニングをして健康的な歯の白さを保ちましょう!

歯磨きをしっかりしていても歯の黄ばみが気になることはよくあります。
今回は歯の黄ばみが起こる原因と予防についてお話しします。

①歯の黄ばみの原因

歯の黄ばみが起こる原因は様々ですが、一般的に、歯の色は歯の表面を覆うエナメル質のすぐ内側にある象牙質の色に影響されます。歯の黄ばみを予防するために、まずは原因を見ていきましょう。

・清掃不良

基本的なことですが、歯磨きを怠ると磨き残し=歯垢(プラーク)が付着します。プラークの色は黄色いため、必然的に黄色く見えます。

・嗜好品

歯の色を変えてしまう嗜好品はたくさんあります。 紅茶やコーヒーなど色の強い飲み物は黒ずんだ着色がつきます。 喫煙をすると、タールという植物性樹脂が歯の表面に付着し、黒い着色が付きます。一般的にヤニ、と呼ばれているもので室内の壁にも付着します。粘着性があり、取れにくいのが特徴です。

・加齢

年齢と共に歯の色が濃くなるのは止めようがありません。人間が年齢と共にシワができるのと同じように考えていただければと思います。ですから、黄ばみが濃くなることを止めるのではなく、ホワイト ニングによって白くすることをお勧めします。

・薬剤

最近はありませんが、ある種の抗生物質によって歯の色がグレー系統の色になることがあります。これはホワイトニングである程度改善できますが、完全に歯の色を白くするのは難しいかもしれません。

②歯の黄ばみの予防方法

・歯磨きをしっかりする

これは基本ですが、体感的に中高生に歯磨きが疎かになっている人が多い傾向にあります。忙しい中高生には意外と難しいのかもしれませんが、歯がはえて間もない時期は虫歯に対して弱いためしっかりと歯磨きをする必要があります。

・歯科医院で定期検診に通う

ステインの除去は当院では保険診療の範囲内で行っています。定期検診に来ることで虫歯の早期発見、歯周病の予防だけでなくステインまで除去できますので大変有用です。年に3〜4回はしっかり定期検診を受け、歯のクリーニングをしてもらうと安心ですので是非お越しください。

定期検診についてはこちら

・嗜好品との付き合い方を学ぶ

着色性の強い食品を摂取した場合、できればすぐ口をゆすいだりお水を飲んでしまえば影響はあまりありません。そのような食品を食べてうっかり寝てしまうと特に着色として残りやすくなるので注意が必要です。

・歯磨き粉を工夫する

喫煙による着色は禁煙が最も簡単ですが、それができれば苦労はありません。 そんな時は歯磨き粉を選ぶことも重要です。例えば当院で販売している『ルシェロホワイト』はヤニなどのステインを浮かして取るため、非常に効果があります。もしステインでお悩みであれば一度お試し下さい。 なお、『ホワイトニング用』と謳っている歯磨き粉は注意しなければなりません。それは、研磨剤を多く含んだ歯磨き粉を使用すると一旦ステインは除去できますが歯の表面に細かい傷がつくためより一層ステインが付きやすくなってしまうのです。そのため、歯磨き粉は研磨剤の入っていないものをお勧めします。研磨剤の有無は、歯磨き粉を噛んでみたときにジャリジャリすれば研磨剤が配合されています。当院では『チェックアップ』という研磨剤のないものを販売していますのでご安心ください。 

・ホワイトニングを活用する

歯の表面のステインは予防できても、歯の内面の色は歯磨きではどうしようもありません。そんな時は歯のホワイトニングが効果的です。詳しくはブログのホワイトニングの記事をご参照ください。

オフィスホワイトニングについて解説。たった一度で驚きの白さ

まとめ

歯の黄ばみは色々な原因がありますが、しっかり対策を立てればそれなりに改善できます。 定期的な検診と歯磨き粉でステイン対策を行い、歯自体の色の改善にはホワイトニングをして健康的な歯の白さを保ちましょう!

TEL
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