- 2020年08月02日
- セラミック治療による八重歯の治療方法解説
自分で鏡をみて、八重歯にコンプレックスを持っておられる方もいらっしゃると思います
今回は八重歯の歯を削って治す方法について解説します
最初に断っておきますが、八重歯などで歯並びが悪い時は矯正治療が第一選択になります。きれいな歯を削るリスクもありますし、歯のポジションが悪すぎると被せてもきれいな歯並びにならないからです
しかしながら、矯正治療が受け入れられない方も少なからずおられます
- 短期間でなおしたい
- もともと被せ物が入っていて、新たに削るリスクがない
- 治療後に後戻り防止用のリテーナーをつけるのが煩わしい
- 一度矯正経験があり、もうしたくない
以上の項目にひとつでも当てはまる場合は歯を削ってきれいなセラミックをかぶせる、
いわゆるセラミック矯正治療もメリットがあるかもしれません
八重歯など歯並びが悪いことのデメリット
八重歯などの歯並びが悪いことで大きく分けて4つのデメリットがあります。詳しく解説いたします。
①歯磨きがしづらい
一番の理由がこれです。歯並びがガタガタしているほど歯は磨きにくいだけでなく、ものも挟まりやすいので虫歯や歯周病のリスクが増えます。歯並びがよくなればそれだけで歯磨きがグッと楽になります
②口が閉じにくい
歯がでていることで口が閉じにくいことがあります。その状態が続くと口が乾きやすく、唾液の自浄作用が減ることで口腔内が危険に晒されます
③かみにくい
歯並びが悪いと、当然噛んでいるところは少ないので咀嚼効率が悪くなります
効率が悪いといつまでも噛んだり、食べ物が大きいまま飲み込んでしまう原因になります
④奥歯に負担がかかる
前歯が噛み合ってない分、奥歯に全ての負担がかかってしまいます。奥歯に神経がない場合、奥歯の破折の原因になります
セラミック矯正の手順
それではセラミック矯正の手順を説明いたします。
①カウンセリング
まずは担当医と綿密に打ち合わせます。どこをどう治したいのかしっかりとカウンセリングを行い、どの歯を削るかを打ち合わせします。場合によっては完成モデルを石膏模型で作成し、完成モデルを共有することもあります
②仮歯の作製
形態を変更できるように一度仮歯に置き換えます
③最終形態の確認
完成モデルと同じ形態からどんどん変えていき、一番しっくりくる形態を共有します
④型取り(スキャニング)
形態が決まったら型取りを開始します。被せ物の種類によってはスキャニングするだけで良い場合もあります
⑤完成
早ければ1ヶ月以内で終了します
治療するにあたっての注意点
八重歯だけを削るのではありません。前歯がきれいに見えるようにするために、あえて隣の2番目の歯を抜歯することもあります。しっかりとカウンセリングすることで納得のいく治療法を考えていきましょう
自分で鏡をみて、八重歯にコンプレックスを持っておられる方もいらっしゃると思います
今回は八重歯の歯を削って治す方法について解説します
最初に断っておきますが、八重歯などで歯並びが悪い時は矯正治療が第一選択になります。きれいな歯を削るリスクもありますし、歯のポジションが悪すぎると被せてもきれいな歯並びにならないからです
しかしながら、矯正治療が受け入れられない方も少なからずおられます
- 短期間でなおしたい
- もともと被せ物が入っていて、新たに削るリスクがない
- 治療後に後戻り防止用のリテーナーをつけるのが煩わしい
- 一度矯正経験があり、もうしたくない
以上の項目にひとつでも当てはまる場合は歯を削ってきれいなセラミックをかぶせる、
いわゆるセラミック矯正治療もメリットがあるかもしれません
八重歯など歯並びが悪いことのデメリット
八重歯などの歯並びが悪いことで大きく分けて4つのデメリットがあります。詳しく解説いたします。
①歯磨きがしづらい
一番の理由がこれです。歯並びがガタガタしているほど歯は磨きにくいだけでなく、ものも挟まりやすいので虫歯や歯周病のリスクが増えます。歯並びがよくなればそれだけで歯磨きがグッと楽になります
②口が閉じにくい
歯がでていることで口が閉じにくいことがあります。その状態が続くと口が乾きやすく、唾液の自浄作用が減ることで口腔内が危険に晒されます
③かみにくい
歯並びが悪いと、当然噛んでいるところは少ないので咀嚼効率が悪くなります
効率が悪いといつまでも噛んだり、食べ物が大きいまま飲み込んでしまう原因になります
④奥歯に負担がかかる
前歯が噛み合ってない分、奥歯に全ての負担がかかってしまいます。奥歯に神経がない場合、奥歯の破折の原因になります
セラミック矯正の手順
それではセラミック矯正の手順を説明いたします。
①カウンセリング
まずは担当医と綿密に打ち合わせます。どこをどう治したいのかしっかりとカウンセリングを行い、どの歯を削るかを打ち合わせします。場合によっては完成モデルを石膏模型で作成し、完成モデルを共有することもあります
②仮歯の作製
形態を変更できるように一度仮歯に置き換えます
③最終形態の確認
完成モデルと同じ形態からどんどん変えていき、一番しっくりくる形態を共有します
④型取り(スキャニング)
形態が決まったら型取りを開始します。被せ物の種類によってはスキャニングするだけで良い場合もあります
⑤完成
早ければ1ヶ月以内で終了します
治療するにあたっての注意点
八重歯だけを削るのではありません。前歯がきれいに見えるようにするために、あえて隣の2番目の歯を抜歯することもあります。しっかりとカウンセリングすることで納得のいく治療法を考えていきましょう