新井歯科クリニックBLOG
2020年07月13日
年々歯が黒くなってきた…そんな時の対処法は?

歯が黒くなると虫歯を想像してしまいますが、歯が黒くなる原因は虫歯だけではありません。原因としては

  • 着色
  • 虫歯
  • 歯石
  • 金属
  • 神経の喪失

の5つが大まかに考えられます。
今回は、歯が黒くなる5つの原因をそれぞれ詳しく解説し、対処法をお伝えいたします。

①着色

黒く見える場所・・・歯の表面全体
コーヒーや紅茶などの飲み物や、タバコのヤニなど様々な食物や嗜好品で歯に着色が着きます。ただ、歯の表面に付いただけなので歯のクリーニングにより容易に除去することが可能です。
ただし着色も長年放置しておくとどんどん広がってくるので、取り除くのに時間がかかる可能性があります。放置せずにこまめに取り除くことを心掛けましょう

②虫歯

黒く見える場所・・・歯の噛む面の溝、歯と歯の間
虫歯とは、歯が溶かされていく病気です。溶かされて穴になった部分は時間をかけて黒くなっていきます。
改善するには歯科医院で治療するしかありません。
ただし、黒いからといってすぐ治療するわけでもありません。虫歯になりかけて黒くなったとしても、歯に穴があいていなければそのままにしておいても問題ないこともあります。
いずれにせよ、虫歯かなと思ったら自己判断せず歯科医師の診断をうけて治療が必要か相談して下さい
新井歯科の虫歯治療について詳しくはこちら

③歯石

黒く見える場所・・・歯と歯茎の境目
下の前歯の裏側によく付着する歯石は薄い黄色で、除去も容易です。しかし付着したまま長年経過するとことでどんどん歯茎の下に潜っていき、除去が困難になっていきます。この歯茎の下の歯石のことを縁下歯石と呼びます。
縁下歯石は細菌の棲家になるだけでなく、歯茎からの出血で黒くなっていきます。そしてこの出血は細菌の大好物でもあるので、どんどん歯周病がすすむ原因となります。この歯茎の下の黒い縁下歯石が歯茎くれ透けてみえることで、歯が黒くなったと勘違いすることもよくあります。縁下歯石は必ず除去しましょう。

④金属

黒く見える場所・・・金属が入っている歯の周囲
昔の治療でアマルガム、という金属が歯に入っていることがあります。この金属イオンが歯わわ黒く着色していくことがあります。治療の必要性はありませんが、アマルガムは脆くて欠けていくことがあるので気になるようなら一度歯科医師にご相談下さい

⑤神経の喪失

黒く見える場所・・・歯の内面
外傷や虫歯によって歯の内面の神経がダメージを受けて失活(俗に言う神経が死ぬ)することがあります。神経が失活することで歯の内面は徐々に黒くなっていくことがあります。痛みを伴うこともありますが、全く気が付かないこともありますので、歯が1本だけ黒くなっていく場合は一度歯科医院を受診するようにしましょう。神経の治療後にホワイトニングを行うことによって、改善が可能です。
歯のホワイトニングと歯のクリーニングの違いを解説

まとめ

それぞれの対処法は、

  • 着色→歯のクリーニング
  • 虫歯→歯の治療
  • 歯石→歯のクリーニング
  • 金属→治療が必要か歯科医師による診断
  • 神経の喪失→神経の治療後ホワイトニング

いずれにせよ、何が原因かはきちんと診断を受けた方がよいので気になる場合はかかりつけの歯科医院でご相談下さい

歯が黒くなると虫歯を想像してしまいますが、歯が黒くなる原因は虫歯だけではありません。原因としては

  • 着色
  • 虫歯
  • 歯石
  • 金属
  • 神経の喪失

の5つが大まかに考えられます。
今回は、歯が黒くなる5つの原因をそれぞれ詳しく解説し、対処法をお伝えいたします。

①着色

黒く見える場所・・・歯の表面全体
コーヒーや紅茶などの飲み物や、タバコのヤニなど様々な食物や嗜好品で歯に着色が着きます。ただ、歯の表面に付いただけなので歯のクリーニングにより容易に除去することが可能です。
ただし着色も長年放置しておくとどんどん広がってくるので、取り除くのに時間がかかる可能性があります。放置せずにこまめに取り除くことを心掛けましょう

②虫歯

黒く見える場所・・・歯の噛む面の溝、歯と歯の間
虫歯とは、歯が溶かされていく病気です。溶かされて穴になった部分は時間をかけて黒くなっていきます。
改善するには歯科医院で治療するしかありません。
ただし、黒いからといってすぐ治療するわけでもありません。虫歯になりかけて黒くなったとしても、歯に穴があいていなければそのままにしておいても問題ないこともあります。
いずれにせよ、虫歯かなと思ったら自己判断せず歯科医師の診断をうけて治療が必要か相談して下さい
新井歯科の虫歯治療について詳しくはこちら

③歯石

黒く見える場所・・・歯と歯茎の境目
下の前歯の裏側によく付着する歯石は薄い黄色で、除去も容易です。しかし付着したまま長年経過するとことでどんどん歯茎の下に潜っていき、除去が困難になっていきます。この歯茎の下の歯石のことを縁下歯石と呼びます。
縁下歯石は細菌の棲家になるだけでなく、歯茎からの出血で黒くなっていきます。そしてこの出血は細菌の大好物でもあるので、どんどん歯周病がすすむ原因となります。この歯茎の下の黒い縁下歯石が歯茎くれ透けてみえることで、歯が黒くなったと勘違いすることもよくあります。縁下歯石は必ず除去しましょう。

④金属

黒く見える場所・・・金属が入っている歯の周囲
昔の治療でアマルガム、という金属が歯に入っていることがあります。この金属イオンが歯わわ黒く着色していくことがあります。治療の必要性はありませんが、アマルガムは脆くて欠けていくことがあるので気になるようなら一度歯科医師にご相談下さい

⑤神経の喪失

黒く見える場所・・・歯の内面
外傷や虫歯によって歯の内面の神経がダメージを受けて失活(俗に言う神経が死ぬ)することがあります。神経が失活することで歯の内面は徐々に黒くなっていくことがあります。痛みを伴うこともありますが、全く気が付かないこともありますので、歯が1本だけ黒くなっていく場合は一度歯科医院を受診するようにしましょう。神経の治療後にホワイトニングを行うことによって、改善が可能です。
歯のホワイトニングと歯のクリーニングの違いを解説

まとめ

それぞれの対処法は、

  • 着色→歯のクリーニング
  • 虫歯→歯の治療
  • 歯石→歯のクリーニング
  • 金属→治療が必要か歯科医師による診断
  • 神経の喪失→神経の治療後ホワイトニング

いずれにせよ、何が原因かはきちんと診断を受けた方がよいので気になる場合はかかりつけの歯科医院でご相談下さい

TEL
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