新井歯科クリニックBLOG
2020年06月23日
セラミック治療が選ばれる理由 そのメリットデメリットを解説

セラミックとは

 虫歯になった歯を治療する場合、基本的には
① プラスチックでその日に治療終了する。
② 型をとって金属をつける
③ 型をとってセラミックをいれる
の3種類が考えられます。

 

ここではそのセラミックについて説明していきます。
セラミックとは、ポーセレンとよばれる歯科用陶材のことです。
歯科用以外では、ロイヤルコペンハーゲンやウェッジウッドといった
高級な食器にも使われている馴染みの深い材料です。

 

性質としては、色調の変化がほとんどなく、硬くて丈夫な点が挙げられます。
大事な食器が、変色したりすぐ割れると困るのでこのような材料が使われています。

 

セラミック治療のメリット

 

自然な歯の色になる

周囲の歯の色に合わせることができるので、詰め物とわからない色調を再現できます。
また、当院では写真を撮影して色を合わせるのでより一層本物の歯と見分けがつかなくなります。

 

経年的な変色がない

プラスチックは経年的に色がくすんできます。が、セラミックはその色調を継続できます。

 

歯質と化学的に結合する

金属を入れる場合、金属と歯質は物性が違いすぎるので、セメントという接着剤で着けているにすぎません。
しかしセラミックの場合、歯と化学的に結合する。ため間から虫歯が進む確率をかなり抑えることができます。
また、金属を入れたところは噛む力や唾液、熱による膨張と収縮を繰り返すことによってセメントが少しずつ崩壊していきます。。そこに隙間ができ、虫歯が進行して金属がとれるので、再治療のときには虫歯が大きくなっている可能性が高くなります。
ところがセラミックの場合は接着力が強さで隙間ができにくくなっています。ので、もしはずれても中に虫歯ができていることは少ないと考えられています。

 

体への影響が少ない

金属をいれていることで、唾液に溶け出した金属イオンが原因の金属アレルギーになる可能性があります。。セラミックでは金属イオンは溶け出さないのでその心配はありません。また、金属のように歯茎が黒くなることもありませんし、体に影響を与えない材料として注目されています。

 

セラミック治療のデメリット

 

保険がきかない

健康保険対象外のため、費用がかかる
当院の場合、小さな詰め物で5万円、大きい詰め物で6万円、被せ物になると12万円と消費税となります。

 

破折する。可能性がある

セラミックは硬さが十分にあります。が、過度な力がかかったり厚みが薄いと破折する。可能性があります。。当院では破折しないように設計を考えて作成しています。が、歯ぎしりや食いしばりによって破折する。可能性はあります。
ですので十分な厚みが確保できない場合はセラミックができないこともあります。

 

まとめ

経年変化もせず、自然な白く美しい歯を手にいれるにはセラミック治療は最適ですが、上記の説明のとおり、歯ぎしりによって破折する可能性も持ち合わせています。

せっかく高価なセラミックを選んでいただいても、結果的には後悔していまうよなことが無いように当院では患者さんに寄り添った治療をしていきたいと考えているので、
お気軽にご相談ください。

セラミックとは

 虫歯になった歯を治療する場合、基本的には
① プラスチックでその日に治療終了する。
② 型をとって金属をつける
③ 型をとってセラミックをいれる
の3種類が考えられます。

 

ここではそのセラミックについて説明していきます。
セラミックとは、ポーセレンとよばれる歯科用陶材のことです。
歯科用以外では、ロイヤルコペンハーゲンやウェッジウッドといった
高級な食器にも使われている馴染みの深い材料です。

 

性質としては、色調の変化がほとんどなく、硬くて丈夫な点が挙げられます。
大事な食器が、変色したりすぐ割れると困るのでこのような材料が使われています。

 

セラミック治療のメリット

 

自然な歯の色になる

周囲の歯の色に合わせることができるので、詰め物とわからない色調を再現できます。
また、当院では写真を撮影して色を合わせるのでより一層本物の歯と見分けがつかなくなります。

 

経年的な変色がない

プラスチックは経年的に色がくすんできます。が、セラミックはその色調を継続できます。

 

歯質と化学的に結合する

金属を入れる場合、金属と歯質は物性が違いすぎるので、セメントという接着剤で着けているにすぎません。
しかしセラミックの場合、歯と化学的に結合する。ため間から虫歯が進む確率をかなり抑えることができます。
また、金属を入れたところは噛む力や唾液、熱による膨張と収縮を繰り返すことによってセメントが少しずつ崩壊していきます。。そこに隙間ができ、虫歯が進行して金属がとれるので、再治療のときには虫歯が大きくなっている可能性が高くなります。
ところがセラミックの場合は接着力が強さで隙間ができにくくなっています。ので、もしはずれても中に虫歯ができていることは少ないと考えられています。

 

体への影響が少ない

金属をいれていることで、唾液に溶け出した金属イオンが原因の金属アレルギーになる可能性があります。。セラミックでは金属イオンは溶け出さないのでその心配はありません。また、金属のように歯茎が黒くなることもありませんし、体に影響を与えない材料として注目されています。

 

セラミック治療のデメリット

 

保険がきかない

健康保険対象外のため、費用がかかる
当院の場合、小さな詰め物で5万円、大きい詰め物で6万円、被せ物になると12万円と消費税となります。

 

破折する。可能性がある

セラミックは硬さが十分にあります。が、過度な力がかかったり厚みが薄いと破折する。可能性があります。。当院では破折しないように設計を考えて作成しています。が、歯ぎしりや食いしばりによって破折する。可能性はあります。
ですので十分な厚みが確保できない場合はセラミックができないこともあります。

 

まとめ

経年変化もせず、自然な白く美しい歯を手にいれるにはセラミック治療は最適ですが、上記の説明のとおり、歯ぎしりによって破折する可能性も持ち合わせています。

せっかく高価なセラミックを選んでいただいても、結果的には後悔していまうよなことが無いように当院では患者さんに寄り添った治療をしていきたいと考えているので、
お気軽にご相談ください。

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